大正12年創業の和菓子屋 玉川屋
目黒仁王餅 1個 160円
北海道産の小豆を使用した自家製のつぶし餡を、やわらかく煉り上げたわらび餅でやさしく包み、きな粉をふりかけました。由緒ある目黒不動尊に奉ってある仁王様(当時、玉川屋3代目が寄進※下記参照)にちなんでお作りした看板商品でございます。
目黒不動尊では、毎月28日に縁日が催され当店も出店しております。縁日に来られた際には、お不動様のお土産に目黒仁王餅をご利用下さいませ。(雨天の場合はお休み)
第二次世界大戦の戦火は目黒にも及び昭和20年5月24日目黒不動尊は、一部の建物を残して焼けてしまった。戦後の復興はまず本堂の再建に始まり昭和25年いち早く完成し、次は由緒正しい仁王像となった。昭和29年当時玉川屋三代目小川雄一・りよ夫妻は仁王像の寄進を青木大僧正に申し出でその制作を木彫会の雄として知られていた後藤良氏に依属し快諾して頂いた。ことは順調に進み高弟綿引司郎氏の協力をえて昭和32年早春三尺の原型が完成した。それと同時に後藤氏は76歳の生涯を突如として閉じたのであった。原型から木に写す作業は吉田暁未氏の協力によって行われ昭和35年8月26日めでたく完成、のみ納め式が行われた。仁王門の完成を待って昭和36年4月2日落慶式が行われた。その前夜後藤夫人イクさんは重荷を下ろしたかのように急逝したのであった。
目黒不動仁王尊ができるまで 著 亀谷 了
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